自治体や金融機関の職員などを装った特殊詐欺の予兆電話が愛媛県内で相次いでいます。

 愛媛県松山市では60代の女性が現金100万円をだまし取られる被害も確認されています。

 県警によりますと被害にあったのは、松山市に住む60代の女性で先月28日、金融機関の職員を名乗る男から「介護保険料の還付金がある」などと自宅に電話がかかってきました。その後、女性はスーパーのATMに行くよう誘導され、男の指示通りに操作した結果、現金合わせて100万円を振り込んでしまったということです。

 愛媛県内では「介護保険料の払い戻しがある」などと騙る特殊詐欺の予兆電話が今月16日と17日の2日間で、西条や大洲などで合わせて5件確認されています。また、去年1年間に確認された還付金詐欺の被害総額はおよそ4500万円に上っていて、県警は「自治体や金融機関の職員がATMを使って払い戻しの手続きを依頼することはない」等と注意を呼び掛けています。

出典:Yahooニュース(2022/2/19 あいテレビ)
https://news.yahoo.co.jp/articles/98d18a7fe0e3deb8bc93a918f470f96ade07dcaa