ことしに入ってから2月末までに県内で発生した特殊詐欺について、去年の同じ時期と比べて「オレオレ詐欺」の手口が件数・被害額ともに大きく増えていることがわかりました。
県警のまとめによりますと、2月末までに発生した特殊詐欺の認知件数は224件、被害総額はおよそ3億5900万円で、いずれも去年の同じ時期と比べておよそ1.5倍に増えています。
手口では、息子をかたるなどの「オレオレ詐欺」が最も多く、件数は去年の同じ時期から3倍以上の98件、被害総額は5倍近い、2億1000万円になりました。
一方、店員の声掛けなどにより阻止した件数は220件に上り、このうちコンビニや金融機関での声掛けによるものが144件となっています。
県警は、「『かばんをなくした』といった以前の手口のオレオレ詐欺が再び増えてきている」として、「電話でお金の話が出たらすぐに家族や警察に相談してほしい」と注意を呼びかけています。
出典:Yahooニュース(2022/3/25 tvkニュース(テレビ神奈川))
https://news.yahoo.co.jp/articles/081a6d891c24db5d9cb0b2e08de42fcf5313abc5