他人名義の不正申し込みと知りながらスマートフォンの契約を結んだとして、宮城、富山両県警の合同捜査本部は26日、電子計算機使用詐欺の疑いで、福岡市城南区、会社員の男(37)と金沢市、派遣社員の男(34)を逮捕した。

 2人の逮捕容疑は共謀して昨年5月22日、勤務していた石川県内の携帯電話販売代理店で、共犯者のベトナム人=詐欺容疑で逮捕=による他人名義の不正な申し込みであることを知りながら、店の端末にうその情報を登録してスマホ1回線の契約をした疑い。県警は2人の認否を明らかにしていない。

 県警によると、2人はベトナム人から不正契約の協力を求められ、現金5万円と飲食の接待を受けていた。2人は他に4回線の契約も行い、ベトナム人に渡した疑いも持たれている。

 県警は、スマホなどが特殊詐欺などの犯罪グループに渡った可能性もあるとみて捜査している。

 

出典:Yahoo!(2023/1/26 河北新報)

https://news.yahoo.co.jp/articles/a3a9305ef638ac5fac5be7f377e53457a5b156ea