富山市役所の職員を名乗る男と金融機関の職員を名乗る男から介護保険の還付金があるなどと電話で言われ、60代の女性が7日、現金99万8,780円をだまし取られる特殊詐欺の被害に遭いました。
富山南警察署によりますと、7日午後1時ごろ、富山市に住む60代女性の加入電話に、富山市役所の職員を名乗る男から電話があり「介護保険料を多く預かっているので返金します」「手続きをしてもらえれば2万7,400円返金されます」と言ってきました。
その直後、金融機関のサポートコールセンターの職員を名乗る男から電話があり「還付金の手続きのため、通帳とキャッシュカードを持って金融機関に行ってください」などと指示されました。
金融機関に着いた女性は「050」から始まる番号に電話をかけ指示されるままATMを操作、指定された口座に99万8,780円を振り込んだということです。
操作を終えた女性は、利用明細書が「振込」になっていことを不審に思い、金融機関の職員に相談したところで特殊詐欺に気づき、警察に届け出ました。
警察は、官公庁や金融機関の職員を名乗り「あなたに還付金がある」「ATMで手続きができる」などと言って携帯電話などATMで手続きをさせようとするのは詐欺の手口であるとしています。
そのうえで、不審な電話、特に「050」の番号から始まる電話でATMに誘導する電話を受けた場合は一旦電話を切り、警察に相談してほしいと話しています。
出典：Yahoo!（2023/8/8 チューリップテレビ）
https://news.yahoo.co.jp/articles/13f2f3650bc64ec25ddee3a6355bd490898c2607
