警察官や裁判所の職員を装い、新居浜市内の高齢女性に「違法な入金がある」などと電話でウソを言って、キャッシュカードなどをだまし取った疑いで4日、高校生の少年が逮捕されました。女性の被害は約1200万円とみられています。

詐欺の疑いで逮捕されたのは、福岡県筑後市出身で住所不定の高校生の少年(18)です。

警察の調べによりますと少年は氏名不詳の共謀者と6月30日、警察官や裁判所の職員を装って新居浜市内の80代女性に電話。「違法な入金の事実を確認する必要がある」などとウソを言って、女性宅の郵便受けにキャッシュカード2枚と預金通帳2通を入れさせ、だまし取った疑いがもたれています。

女性の口座からは約1200万円が引き出されていたということです。

この少年は受け取り役と見られ、容疑の認否は明らかにされていません。

警察は被害届を受けて捜査を進め少年を特定。ほかの県の別事件でも逮捕されていて、今回の容疑でも逮捕しました。

警察は共謀者との関係や現金の行方などを調べています。また警察や検察が通帳やキャッシュカードを預かったり、ポストに入れるよう依頼したりすることはなく、不審な電話があれば警察に連絡するよう呼びかけています。

出典:Yahoo!(2023/10/4 テレビ愛媛)

https://news.yahoo.co.jp/articles/914ddac683928d2492ccb7524f8c27a42197858e