カンボジアを拠点とした特殊詐欺に関わったとして日本人容疑者25人が詐欺などの容疑で逮捕された事件で、容疑者らが拘束された首都プノンペンのアパートから、詐欺被害者の個人情報などが記載されたメモや名簿が複数枚発見されていたことが10日、埼玉県警への取材で分かった。

 メモは水溶紙で一部が溶けた状態だった。埼玉など9道府県警による合同捜査本部は、証拠を隠滅する目的で使っていたとみて、グループの実態解明を進める。

 埼玉県警によると、メモには被害者の氏名、電話番号、家族構成のほか、仕事や口座数を記載する欄があった。内容が記入されたものもあり、必要な情報を電話で聞き出していたとみられる。 

 

出典:Yahoo!(2023/11/10 時事通信)

https://news.yahoo.co.jp/articles/7fa70f330fccaf37ba66afd696a6d4cfe01e21e4