高知県高岡郡に住む40代の男性が、インターネット上で見つけた融資会社から「融資のための保証金」という名目でおよそ150万円をだまし取られていたことが分かりました。
高知県警によりますと、男性は今年11月、インターネット上のサイトを通じて見つけた融資会社の職員を名乗る男とメールや電話でやり取りをし、1000万円を年利2.35%で借りられることを確認しました。男性が申し込みをしようとしたところ、融資の条件として「毎月の返済予定額の5か月分と融資額の10%を保証金として支払うこと」を提示されました。
このため、男性はまず毎月の返済予定額の5か月分にあたる46万7945万円を指定された都市銀行の個人名義の口座に送金。その翌日、融資額の10%にあたる100万円を2回に分けて同じ口座に送金したことで、合計146万7945万円をだまし取られました。
融資が行われないことを不審に思った男性が送金先の銀行に相談したことで、被害が発覚したということです。
高知県内では、今年30件の特殊詐欺被害が起きていて、あわせて5700万円あまりがだまし取られています。被害額は去年の同じ時期より約1200万円増えています。
県警は「融資会社と契約をする際は、銀行などにも相談をしたり会社の信用情報を確認したりするようにしてほしい」と注意を呼び掛けています。
出典:Yahoo!(2023/12/7 テレビ高知)
https://news.yahoo.co.jp/articles/db686adc10fb262c67b621b00fe8764eebbe54ed