27日、長野県岡谷市の80代女性が、検事を名乗る男からの電話をきっかけに1080万円の特殊詐欺被害に遭っていたことがわかりました。

被害に遭ったのは、岡谷市の80代女性です。

警察によりますと先月中旬、女性の自宅の固定電話に検事を名乗る男から「大きな事件であなたの口座が使われた。あなたが逮捕されないようにするために優先的に捜査する。この捜査のことは絶対に誰にも言ってはいけない」「口座の残高を教えてください。口座を開設して、その口座に他の口座のお金を移してください」など電話があったということです。

女性は電話の話を信じて、指定された金融機関に自分名義の口座を開設し、2回にわたって1080万円を振り込みました。

その後、女性がその口座の通帳記帳に訪れた際、全額が他の口座に振り込まれていて被害に気付きました。

男とのやりとりの中でインターネットバンキングの情報を聞き出され、悪用されたとみられています。

警察は電話でお金の話があった場合は詐欺を疑ってほしいとしています。

 

出典:Yahoo!(2023/12/27 長野放送)

https://news.yahoo.co.jp/articles/d179dd7dcbdb0fb21c367ec5414929af00c70e23