福島県警田村署は25日、福島県田村市の50代女性が交流サイト(SNS)で持ちかけられた投資話を信じ、合計1億4510万円をだまし取られたと発表した。同署は詐欺容疑で捜査している。

 同署によると、女性は昨年7月下旬から12月中旬の間、SNS上で知り合った相手から投資話を持ちかけられ、指定された金融機関などの口座に複数回にわたって現金を送金し、合わせて1億3800万円をだまし取られた。

 昨年9月下旬から10月上旬には、SNSで知り合った別のアカウントの相手の投資話を信じ、偽の投資アプリをインストールした上で、相手から指定された口座に複数回に分け、計710万円を送金した。相手とは一度も対面していないという。

 ともに「自分も投資をやっており、実際にもうかっているのでやってみないか」と誘われた。投資金を引き出そうとすると、相手はさまざまな理由を付けて応じなかったという。

 女性は返金を求めたが、相手が応じないことを不審に思い、昨年末から同署に相談していた。今月23日に被害届を出した。

出典:Yahoo!(2024/1/26 福島民報)

https://news.yahoo.co.jp/articles/2d687c0fb2422421d5d613f84d4739edb0e9a7f4