新潟県糸魚川市に住む男性(80代)が通信事業者に似た会社名などを名乗る男から、現金100万円と30万円相当の電子マネーを騙し取られる被害がありました。警察は特殊詐欺事件として捜査しています。

警察によりますと男性は今月3日、通信事業者と似た会社名を名乗る男から電話で「アプリの未納料金がある。電子マネーカードで支払え」などと言われ、糸魚川市内のコンビニエンスストアで合計30万円相当の電子マネーを購入。コードを電話で男に伝え、権利を騙し取られました。
さらに同日、電話相手から「後々50万円以上返金される」と説明され、指定された口座に現金50万円を振り込んだということです。

さらに6日、内閣サイバーセキュリティセンターを名乗る男から「ウイルス感染により訴訟問題となっている」などの電話があり、糸魚川市内の金融機関で指定された口座に現金50万円を送金し、騙し取られました。
男性は、男から「事情を聞かれたら、守秘義務があると伝えてほしい」と言われていました。男性の様子を不審に思った金融機関の職員が男性に声掛けをしましたが、男性から「守秘義務がある」と言われ、振り込みを止めることができなかったということです。
そして9日、再び同じ金融機関に訪れた男性が「また振り込みたい」と金融機関の職員に相談し、職員が詐欺被害に気付きました。警察は、特殊詐欺事件として捜査しています。

 

出典:Yahoo!(2024/02/09 新潟放送)

https://news.yahoo.co.jp/articles/dedb3cba14ba40ded4cbff77f8c872e89f9349e2