仙台市太白区に住む60代の会社員の女性が、暗号資産の運用をかたったうその投資話を持ちかけられ、2023年12月から2024年1月にかけて現金およそ270万円をだまし取られました。
警察が特殊詐欺事件として捜査しています。
被害を受けたのは、仙台市太白区に住む60代の会社員の女性です。
警察によりますと、女性は2023年12月14日、スマートフォンでSNSを閲覧中に資産運用の投稿を見つけ、掲載されていたURLにアクセスしたということです。
女性がアクセス先のサイトに個人情報を入力すると電話があり「試しに暗号資産の運用をやってみませんか」などと勧誘されたと言います。
話を信用した女性は言われた通りにスマートフォンにアプリをインストール。その後、運用の指導役として紹介された複数の人物から電話などで指示を受け、指定された口座に現金を入金しました。
そしてアプリ上は利益が出たように見えたため利益分を出金しようとすると、指導役から「利益分に応じた額を入金しないと出金できない」「出金手続きをしている間にさらに値上がりした」などと言われて何度も入金を促され、出金できなかったということです。
さらに、女性が解約を申し出ると「利益が1000万円ほどになっている」「30%の税金を入金しないと返金できない」「65万円を入金すれば解約できるようにする」などと言われ、2024年1月までの間に複数回にわたり合わせて270万円ほどを入金しだまし取られたということです。
その後、女性は警察などに相談したことで特殊詐欺の被害に気づいたということです。
警察は投資や副業などを名目に現金をだまし取る、いわゆる「金融商品詐欺」として捜査しています。
出典:Yahoo!(2024/02/20 東北放送)
https://news.yahoo.co.jp/articles/b18bb2aa5dff8cef783cf21926216af677992764