嘉手納署は8日、本島中部の30代女性が交流サイト(SNS)上の広告から架空の副業サイトに誘導され、2月末ごろから約1カ月にわたって現金計約90万円をだまし取られる特殊詐欺事件が発生したと発表した。
嘉手納署と県警組織犯罪対策課によると、女性はSNS上で「すきま時間でお金を稼ぐ」などと表示された広告から架空の副業サイトにアクセス。チャットでの指示に従ってサイト内アプリで「ビットコインの利益獲得補助」とされる作業を行い、数千円の報酬を複数回受け取ったという。
その後、作業にミスがあったとして、違約金立て替えの名目で現金計約90万円を指定の銀行口座に振り込むよう求められた。
県警によると、今年に入り県内で発生した副業サイト絡みの特殊詐欺は、8日時点で5件、被害総額は約300万円に上る。県警は「特殊詐欺にはいろいろな手口がある。不審なことがあれば警察に相談してほしい」と呼び掛けている。
出典:Yahoo!(2024/04/09 琉球新報)
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d398665fefc2f44ed0b6c7532848f18b7535684