神戸市垂水区に住む高校生の男子生徒が「ウイルスに感染した」とのポップアップが表示され、ソフトウェア会社を名乗る男から「電子マネーでの支払いが必要」などと言われ、18万円分の電子マネーをだまし取られる被害がありました。

 警察によりますと、神戸市垂水区に住む15歳の高校生の男子生徒が29日、自宅のパソコンでインターネットを閲覧していたところ、突然パソコン上に警告音とともにウイルスに感染したとのポップアップが表示されたということです。

 ポップアップの文面には電話番号も表示され、男子生徒がその番号に電話したところ、ソフトウェア会社の社員を名乗る男から「ウイルス対策をするには電子マネーでの支払いが必要です」などと言われたということです。

4回目の購入で不審に思ったコンビニ店長が警察に通報…事件が発覚
 その後、男子生徒は指示されるままに垂水区内のコンビニエンスストアで、電子マネーを3回にわたり計18万円分を購入し、購入後に番号を男に伝えたということです。

 男子生徒が4回目の電子マネーを購入しようとしたところ、不審に思ったコンビニの店長が警察へ通報し事件が発覚したということです。

 警察は、「電話で『ウイルス対策をするには電子マネーでの支払いが必要』などと言って、電子マネーカードの番号を伝えるよう要求してくるのは、絶対に詐欺なので警察に相談してほしい」としています。

出典:Yahoo!(2024/05/02 MBSニュース)

https://news.yahoo.co.jp/articles/7cf5701af608189f44a17006fb62cd43f81c3c01