副業の広告にアクセスしたところ、ウソの投資話を持ちかけられ2300万円あまりをだまし取らるなど、福岡・佐賀でSNS型投資詐欺の被害が相次いでいます。

警察によりますと、福岡市博多区に住む会社員の女性(34)は、去年11月ごろ、SNSで副業に関する広告にアクセスし、そこで知り合った女名義のアカウントから副業と、投資の話を持ちかけられました。

その後、投資の担当者を名乗るアカウントなどから「副業のため費用。」「投資のお金を引き出すための手数料。」などと言われ、女性は、指定された口座に、およそ1か月間で13回にわたり合わせて2353万円を送金し、だまし取られたということです。

女性は、注意喚起が書かれた銀行のホームページを見て詐欺を疑い、16日、警察に相談に行き被害が発覚しました。

また、佐賀県鳥栖市の30代の女性は、3日、SNSで副業の広告にアクセスし、知り合ったアカウントから、「指示に従い投資すれば賞金がもらえる。」などと副業や投資を勧められた後、期限内に作業をできなかった違約金などとして、13回にわたって、合わせておよそ1017万円を指定された口座に送金しだまし取られました。

武雄市に住む50代の男性は、動画サイトで「1日15万円稼げる。」という副業の広告を見つけ、個人情報を登録したところ男から連絡があり、電話やSNSで副業や投資をすすめられ、その後、海外の口座開設のためなどとして、3回にわたっておよそ187万円を送金し、だまし取られました。

警察は、SNS上の副業や投資の話は詐欺の可能性があるとした上で、面識のない人にお金を振り込まないよう注意を呼びかけています。

出典:Yahoo!(2024/05/16 福岡放送)

https://news.yahoo.co.jp/articles/229e507e8ba8029f65b410facda8dc514c26a0de