三重県警伊賀署は8月14日、伊賀市の60代男性が合計約6000万円分の暗号資産をだまし取られたと発表した。特殊詐欺事件として捜査している。

 発表によると、今年5月中旬ごろ、男性宅に総合通信基盤局のイトウを名乗る男らから「あなたの個人情報が漏えいして悪用されている」などとうその電話があり、話を信じた男性は男らの指示に従い、インターネットバンキングの口座を開設。暗号資産アプリをダウンロードし、6月26日から同月30日までの間に9回にわたって合計約6000万円分の暗号資産を購入し、指示された別のアプリに暗号資産を送信し、詐取された。

 男性は、無料通信アプリ「LINE」の通話やメッセージ機能で男らとやり取りしていたが、7月末ごろから連絡がつかなくなって同署に相談。事件が発覚した。

 同署管内で今年に入って認知した特殊詐欺事件は4件目で、被害総額は計約8280万円に上っている。

出典:Yahoo!(2024/08/14 伊賀タウン情報YOU)

https://article.yahoo.co.jp/detail/edf25e8abaeac0818be91e1a62bd82a6e74eaadc