「アプリの未払金ある」「個人情報悪用されている」。愛媛県松山市に住む10代の男性がNTTファイナンスなどを名乗る男から電話でウソを言われ、現金など280万円相当をだまし取られました。警察が14日に被害届を受け特殊詐欺事件として捜査しています。

被害にあったのは松山市内に住む10代の会社員の男性です。

警察によりますと、男性は今年4月18日に携帯電話で自動音声に従ったあと、NTTファイナンスの社員を名乗る男から「アプリの未払金が30万円ある」などとウソを言われ、市内のコンビニで30万円分の電子マネーを購入し、番号を伝えてだまし取られました。

また同じ日、行政機関を名乗る男から似たようなウソを言われ、市内のATMから現金50万円を指定された口座に振り込みました。

さらにその後の4月25日、政府機関を名乗る男から「あなたの個人情報が悪用され、数千万円の被害が出ている」と電話でウソを言われ、被害の補てんを口実にされてネットバンキングを使い、指定された口座に現金200万円を振り込みだまし取られました。

男性は自分の口座が凍結されていることを8月13日に知り、被害にあっていることに気づきました。

警察は特殊詐欺事件として捜査していて、電話でお金の話が出れば一旦電話を切り、家族や警察に相談するよう呼びかけています。

出典:Yahoo!(2024/08/14 テレビ愛媛)

https://news.yahoo.co.jp/articles/58f39c589e2608e443967fdfb1c1584cedf258c9