島根県益田市の60代の女性が同じ時期に2件の特殊詐欺事件に巻き込まれ、700万円以上をだまし取られる被害にあっていたことがわかりました。

警察によりますと、益田市の60代の女性は去年2月、インターネットで見つけた融資関連会社に申し込みを行い、300万円の融資を受けることになりました。相手から保証金約30万円と預り金30万円を先に入金するよう支持されたため、女性は指定された口座に合計約60万円を振り込みましたが返金されず、だまし取られたということです。

また、女性から相談を受けた益田警察署が女性のネット口座などを調べていたところ、さらに別の詐欺に遭っていたことも発覚。

女性は去年1月、SNS上のネット広告を通じて知り合った人物からネットショップサイトの経営を勧められました。その際、相手から「商品が売れれば先に販売側が仕入れ金を支払わなければならない」などと説明を受け、これを信じた女性は28回にわたり合計712万円を相手指定の口座に振り込み、だまし取られたということです。

この2件の詐欺事件に繋がりはないとみられています。

警察は融資の申し込みの際に先に金を要求されたり、SNSで知り合った人から投資などの勧誘があった場合は詐欺を疑い相談してほしいと呼びかけています。

出典:Yahoo!(2025/01/08 日本海テレビ)

https://news.yahoo.co.jp/articles/221a5c8e63569a293c8105f96313a3a399fb8e31