能登半島地震の災害支援事業と称する架空の話で、金沢市の80代の女性が、現金およそ4400万円をだまし取られる特殊詐欺の被害に遭いました。
警察によりますと2024年7月、金沢市の80代女性に電力関連会社の社員を名乗る男から、「能登の災害支援のために太陽光パネルの事業があり、申込みの枠を確保するためあなたの名前を貸してほしい」と電話がありました。
その後、太陽光パネルの事業者を名乗る男から、「あなたのせいで財務局の査察が入ることになった」と電話があり、電力関連会社の社員を名乗る男からは、違約金およそ200万円の支払いを求められました。
女性は2024年8月、自宅に来た事業者を名乗る男に現金およそ200万円を手渡した他、トラブル解決などの名目で、合わせて8回にわたり総額およそ4400万円をだまし取られたということです。
現金が後で全額戻ってくると言われた期限になっても連絡がなかったことから、女性が警察に相談し被害が明らかになりました。
能登半島地震の災害支援に便乗した特殊詐欺は石川県内で初めてです。
出典:Yahoo!(2025/01/17 北陸放送)
https://news.yahoo.co.jp/articles/6063d6a02dc37f2f8dc7f8a66d952f1e97d7b688