携帯電話会社や警察を名乗るウソの電話を受けた福岡県行橋市の75歳の男性が、現金1000万円をだまし取られました。

警察によりますと今月11日、行橋市に住む75歳の男性の携帯電話に、ソフトバンクの社員を名乗る男から「あなたの個人情報が漏洩し、犯罪に使用されているおそれがある」などとウソの電話がありました。

さらに、長野県警の警察官を名乗る男に代わり「あなたの名義の通帳が犯罪に使われ主犯格があなたから通帳を買ったと言っている」などと言われました。

その後SNSに誘導された男性は、長野県警を名乗る別の男から警察手帳の画像を見せられ「主犯格からあなたに渡った現金紙幣のナンバーをチェックする必要があるので、口座にあるお金を金額振り込んでほしい」などと伝えられたということです。

男性は今月14日から15日までに、指定された口座に3回にわたって現金1000万円を振り込み、だまし取られました。

言動を思い返して不審に思った男性が今月15日に警察に通報し発覚しました。

警察は「電話で不安になるような脅し文句を言われたら、まずは家族・警察・自治体などに相談しましょう」と注意を呼びかけています。

出典:Yahoo!(2025/04/22 FBS福岡放送)

https://news.yahoo.co.jp/articles/35e41b72174edc54aa84b13048e271845c7f2dd0