三重県鈴鹿市の70代の男性が、弟を名乗る男らから、現金合わせて約2220万円をだまし取られました。警察が特殊詐欺事件として調べています。

 警察の調べによりますと、今年4月、鈴鹿市に住む70代の男性宅に弟を名乗る男から電話があり「仮想通貨の売買で得たお金に対する税金をほったらかしにしていたら口座が使えなくなった」「口座が使えるようになるには税金の400万円を支払わなければいけない」などと言われ、男性は指示されるまま、複数回にわたって指定された住所へ現金合わせて2180万円を送りました。

 そのあとも、現金30万円を指定された口座に振り込み、複数回にわたって約10万円分の電子マネーを購入するなど、男性は今年5月までに合わせて約2220万円をだまし取られました。

 電話をかけてきた男の声が弟の声と似ていたため、男性はすぐには気づかず、6月以降電話がかかってこなくなったことから不審に思った男性が弟に電話をかけたことで、詐欺にあったと発覚したもので、警察では特殊詐欺事件として調べています。

出典:Yahoo!(2025/07/18 三重テレビ放送)

https://news.yahoo.co.jp/articles/94278b03e8c588735d8e67f569c643a1c9754fdb