石川県内で過去最多を更新している特殊詐欺による被害。詐欺被害を未然に防ぐため、警察と情報セキュリティー会社が連携します。
石川県内の今年の特殊詐欺の被害額は、10月末までで、去年一年間の3倍以上となる約10億6800万円。
そのうち、警察官を語る手口の詐欺が約8億6300万円と、そのほとんどを占めています。
警察官を名乗ってかかってくる詐欺電話。
多く使われている国際電話を含め、スマートフォンにかかってくる怪しい電話を防ぐため、石川県警は情報セキュリティー会社のトレンドマイクロと連携した取り組みを行うことになりました。
トレンドマイクロが提供する、スマホ向け防犯アプリ「詐欺バスター」。
独自のデータベースや、警察などから提供された詐欺に使われた電話のリストを活用し、かかってくる怪しい電話を自動で警告・ブロックするなど、被害防止に有効だといいます。
石川県警本部生活安全部・竹本 邦夫 部長:
「この防犯アプリを活用していただき、被害にあわない対策をしていただき、1人でも被害にあわないようにしていただきたい」
詐欺電話のブロック機能は無料で使う事ができ、有料の機能を追加すれば、AIによる詐欺チェックやショートメッセージのフィルターなども利用が可能だということです。
石川県警ではトレンドマイクロと連携して、今後も講習会などを通して、詐欺被害の防止に努めていくとしています。
出典:Yahoo!(2025/11/12 テレビ金沢)
https://news.yahoo.co.jp/articles/1c0902882f7f3b51acf20d2ab21c6572af5d87fa


