1月の県内の特殊詐欺被害は去年の同じ時期に比べ、件数、被害額とも増えたことが県警察本部の暫定のまとめでわかりました。

 県警察本部によりますと、1月に県内で発生した特殊詐欺の被害は暫定値で3件495万円余りと、去年1月に比べ件数で2件、95万4000円上回りました。

 3件とも、市役所や金融機関の職員をかたり「還付金がある」などと嘘を言って自宅を訪ね、キャッシュカードをだまし取るもので、封筒にキャッシュカードを入れて渡すよう申し向けて、隙を見てカードをすり替えた上で封筒を返し盗む手口です。被害者は全員80代だということです。

 県警は「キャッシュカードを渡すよう言われたら、たとえ警察官や市役所、銀行協会などを名乗っていても、う呑みにせず、絶対に渡さないでほしい」と呼びかけています。

出典:Yahooニュース(2022/2/13 北日本放送)
https://news.yahoo.co.jp/articles/c36d4c43a6676fbd9bd6066a6fb4859529a9782a