3月、知事の自宅にもかかってきたという県庁職員を装った不審な電話。

 実際に約280万円が被害にあう事件が発生、警察が捜査しています。

 警察によりますと被害に遭ったのは伊予市の70代の女性で、3月23日、県庁の職員を名乗る男から自宅に電話がありました。電話の内容は「年金の低い受給者に手当を支給する制度がある」というものでした。

 電話を受けた女性は電話で自動音声のガイダンスや男の指示の通り個人や口座の情報などを教えたところ、口座から全額の約285万円が他人名義の口座に送金されていました。

 犯行グループが被害者になりすまし、インターネットバンキングを不正利用したとみられ、警察は詐欺事件として捜査しています。

 愛媛県内では29日までの1週間に県庁職員を名乗る不審な電話に関する46件の相談があり、現金の支給など不審な電話を受けた際は警察や家族に相談するよう呼びかけています。

出典:Yahooニュース(2022/3/29 テレビ愛媛)
https://news.yahoo.co.jp/articles/001cc2e61053c69275e012d55febd97fb1332f50