三条市の60代女性が約181万円をだまし取られる特殊詐欺被害(架空料金請求詐欺)がありました。
警察によりますと、被害のあった女性の携帯電話に10日、実在する通信事業者名で「利用料金についてお話ししたいことがある。電話してほしい」などと記載したメッセージが届きました。女性が記載されていた番号に電話したところ、対応した男から「登録している動画料金が未納」などと言われたということです。女性は指定された他人名義の口座にATMから10万円を振り込んだということです。
その後、情報セキュリティー関連の協会などを名乗る男から電話があり、「あなたの携帯電話からウイルスが拡散されてネットワークに被害が出ている。サイバー保険の費用が必要。補助金が出るので、あなたの負担はない」などと繰り返し言われ、17日までの間に6回にわたって、お金を振り込んだということです。女性が知人に相談し、警察に被害を相談したことで発覚しました。被害金額は約181万円に上るということです。
警察によりますと、女性は「ネットワークに被害を与えた加害者なので、警察に相談しないように」などと言われていたということです。
警察は、メールやメッセージの内容をよく確認するとともに、少しでも不審に思うことがあったら、家族や知人、警察などに相談してほしいと話しています。
出典:Yahoo!(2023/5/23 BSN新潟放送)https://news.yahoo.co.jp/articles/d2faf52ab91ee77a1a23550486e7f8f5202aab82