新潟県上越市に住む70代女性に「財布や携帯を置き忘れた。契約金1300万円が必要だ」などと嘘を言い、契約金の一部として現金300万円をだまし取った疑いで京都市に住む21歳の男が逮捕されました。男は「受け取っていない」と容疑を否認しています。
特殊詐欺(オレオレ詐欺)の疑いで逮捕されたのは、京都市伏見区のアルバイト従業員の男(21)です。
警察によりますと男は5月10日に何者かと共謀し、共犯者が新潟県上越市に住む70代女性の自宅の固定電話に息子を騙って電話をかけました。そして「今、病院にいる。喉に腫瘍ができて、明日検査することになった。財布や携帯電話を病院のどこかに置き忘れてしまい公衆電話から電話をしていているが、仕事で土地を買わなければならず、契約金1300万円が必要だ。急いでおり契約金は会社関係者が立て替えてくれるが、300万円だけ払ってくれないか」などと話したということです。
その後、同じ日の午後1時頃、逮捕された男が被害者の自宅を訪れて、現金300万円をだまし取った疑いが持たれています。
調べに対し男は「受け取っていない」と容疑を否認しています。
警察は男が被害者から現金を受け取る“受け子”とみて、共犯者や事件の背後関係を詳しく調べています。
出典:Yahoo!(2023/8/24 新潟放送)
https://news.yahoo.co.jp/articles/292456348a4f2fa70a5ff24596771ed9590ddc80