山形県内ではきのう、総務省をかたる特殊詐欺の予兆電話が相次いで確認されていて、警察が注意を呼びかけています。
警察によりますと、きのう午後1時15分ごろ、南陽市に住む70代の自営業の女性の自宅の固定電話に電話があり、「総務省です。緊急のお知らせです。1番を押してください」などと自動音声ガイダンスが流れたということです。
女性が1番を押したところ、総務省の職員を名乗る男につながり、「携帯電話の解約手続きが必要なので新宿署に来れるか。2時間以内に手続きしないと電話が使えなくなる」などと言われました。
女性は電話内容を不審に思い、自ら電話を切って最寄りの交番に連絡したため、被害に遭いませんでした。
県内ではきのう、このような電話が山形市内でも1件確認されています。
警察は、このような電話は詐欺の予兆電話だとしていて、指示通りダイヤルすると、人に電話がつながり、なにかしら理由をつけて金銭などを要求される可能性があるとしています。「未納料金がある」「通信サービスを停止する」などと電話があったら詐欺を疑うよう呼びかけています。
出典:Yahooニュース(2024/07/09 テレビユー山形)
https://news.yahoo.co.jp/articles/3b88ac829978b040843fcc2b28bbd81c75aff2ea