実在のコンビニの名前を使って電話をかける手口でキャッシュカードの番号や暗証番号などを聞き出す特殊詐欺の予兆とみられる電話が確認され、警察が注意を呼び掛けています。
警察によりますと、きのう午前、天童市に住む70代の女性の家の固定電話に、実在するコンビニの名前を語る電話がありました。
相手は「あなた名義のクレジットカードが使われている」「これから警察に電話するので待っていてください」などと話したということです。
その後、女性のもとに福島県警を名乗る男から電話があり、「クレジットカードが不正利用されている」と話し、通帳、キャッシュカード番号、暗証番号、口座残高などを尋ねました。
女性が口座の残高などを伝えたところ、男は「分かりました」と答え電話が切れたということです。
不審に思った女性は、天童警察署に相談し被害に遭いませんでした。
警察によりますと、きのう天童市内では同じような予兆電話がもう1件確認されているということです。
警察では警察を名乗る者から電話があった際は、相手に所属や担当部署、名前などを確認し、最寄りの警察署に確認するよう呼び掛けています。
出典:Yahoo!(2025/01/17 テレビユー山形)
https://news.yahoo.co.jp/articles/9922fa606ebb8cfbf1d3aa87eae5ef17dbe5ded9