黒石警察署によりますと、10月27日、青森県内に居住する50代女性のスマートフォンに電話がありが電話に出ると、京都府伏見警察署捜査二課のウエノを名乗る男から
・あなたは不正に振り込まれたお金を使い込んだ容疑がかけられているので、今から京都に来ることはできるか。
などと言われ、行けないと答えると、ウエノから
・ビデオ通話で取調べをするので、警察本部に転送する。
などと言われ、電話を代わった京都府警察本部の警察官を名乗る男から指示を受け、LINEアカウント「わ18-13」を登録し、LINEのビデオ通話を開始しました。
すると、卓上に警察手帳のようなものが置かれていて、ワイシャツとネクタイを着用した男から
・犯罪グループと共同で犯罪を犯し、振り込まれた8,000万円を使い込んだ容疑がかけられている。
・潔白を証明するために、検事と話してもらう。
などと言われました。その後、ビデオ通話の画面が暗くなり、暗くなった画面のまま、検察官のサタケを名乗る男にビデオ通話が代わり
・マネロン捜査の一環で、あなたが持っているお札の記番を調べる必要があるので、50万円を振り込んで欲しい。
と言われたことから、女性はサタケの指示で、ビデオ通話を繋いだまま県内金融機関に行き、ATMから、指定された地方金融機関の個人名義口座に、現金50万円を振り込みました。
帰宅後、家族に相談したところ、詐欺の可能性があると言われ、警察に相談して、詐欺の被害に気が付いたということです。
警察は犯人は、「逮捕する」などと脅しをかけた後、「解決に向けた手続がある」などと甘い言葉を投げかけてきますが、全てうそだと注意を呼びかけています。
出典:Yahoo!(2025/11/17 青森放送)
https://news.yahoo.co.jp/articles/c5f9cae88876a6f10fd167ad54b5d4a1fb632a88


