広島県警は24日、老人ホーム入居権の名義貸しトラブルを解決する名目の特殊詐欺で、広島市内の80代女性が約1億4050万円をだまし取られたと発表した。県内で発生した特殊詐欺事件で過去最高の被害額という。広島南署が詐欺容疑で捜査している。

 県警によると、昨年8月中旬ごろ、女性方にハウスメーカー社員を名乗る男から「老人ホームの名義を貸してほしい」などと電話があった。さらに別の社員や国税庁職員をかたる男から「名義貸しは違反。修正変更のお金が必要」などと電話があり、12月4日までの間、約20回にわたり、指定された場所に現金計約1億4050万円を宅配便で送り、だまし取られたという。

出典:Yahooニュース(2022/2/24 中国新聞デジタル)
https://news.yahoo.co.jp/articles/605e6255d681958a9c99d5d845f957da5916fd68