ことしに入り富山県内で起きた特殊詐欺の被害件数が、前の年の同じ時期と比べ2倍近くに増えていることが県警のまとめでわかりました。

富山県警によりますと、ことし1月から3月末までに認知した特殊詐欺の被害は22件で、前年の同じ時期と比べ12件増えています。

被害総額は3400万円余りに上っていて、前の年よりもおよそ1300万円少ないものの、詐欺の手口に変化があります。

前の年は被害に遭ったすべてが固定電話での接触でしたが、ことしは携帯電話を使ったショートメッセージや、ウェブサイト上でウイルス感染などを装ったポップアップ画面から接触してくる手口が半数を占めています。

また、電子マネーで振り込ませるケースも急増しています。被害者は60代から70代の男性に集中していて、少しでもおかしいと感じたら家族や知人に相談するなど冷静な対応が必要です。

 

出典:Yahoo!(2023/4/17 チューリップテレビ)

https://news.yahoo.co.jp/articles/60f47748666e9b2e7b6d00bbbe497f4495b36fb7