振り込め詐欺を未然に防いだとして、横浜信用金庫生麦支店とセブンイレブン横浜生麦4丁目店が2月27日、鶴見警察署から表彰を受けた。

 1月29日、横浜信用金庫生麦支店に80代女性が来店し、「50万円を下ろしたいが、ATMの操作が分からない」と助けを求めた。上限が30万円のため、担当者が窓口へ誘導すると、「本当は100万円が必要で、残りは他で下ろして息子に渡す」などと述べた。詳しく聞くと、息子から「仕事で100万円が必要で、用意できないか。夕方自宅へ取りに行く」と電話があったと話したため、担当者は詐欺を確信し、未然防止へつながった。

区職員から「還付金」

 セブンイレブン横浜生麦4丁目店には2月7日、70代女性が来店。ATM前で携帯を持ちながら戸惑っていた。パート職員が声を掛けると、「区の職員から昨年8月に緑の封筒が来ているはず。還付金があるため手続きを行ってください」などと電話があった旨を話した。職員は詐欺を確信。上席に報告し、未然に防いだ。

出典:神奈川タウンニュース(2020/3/5)
https://www.townnews.co.jp/0116/2020/03/05/520243.html