長野市で、警察官が高齢者の家をまわって特殊詐欺防止の啓発活動を行いました。
長野市の中条地区では、長野中央警察署の署員が高齢者の家をまわり、ビラなどを配布して特殊詐欺への注意を呼びかけました。
県内では、先月末までに29件の特殊詐欺が発生していて、被害者の8割近くが65歳以上の高齢者です。
去年から特に増えているのが、キャッシュカードや通帳を狙った預貯金詐欺で、長野中央警察署中条駐在所の髙藤和真巡査部長は、「警察官や金融機関をかたったものがきても相手の話にのせられることなく、自分で電話番号を確認し連絡してほしい」と話しています。
先月末には新型コロナの流行に乗じて、保健所の職員のふりをして家族構成を聞き出す前兆電話もあり、警察が注意を呼び掛けています。

 

出典:下野新聞(2020/3/15)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200316-00372319-sbcv-l20