鶴見警察署はこのほど、振り込め詐欺を未然に防いだとして区内2社を表彰した。
表彰を受けたのは横浜生麦郵便局の飯塚昇局長と窓口の山田節子さん、ファミリーマート鶴見向井町3丁目店の横山祐貴店長と佐藤睦美さん。
生麦郵便局では5月15日、山田さんが来客した70代女性に対応。窓口で200万円を引き出そうとしたが、高齢かつ高額であったことから使い道を尋ねた。
女性が「甥から投資で儲けたが、脱税容疑をかけられ弁護士費用が必要だと電話があり、夕方に現金を渡す」と話したため詐欺を確信。説得し、未然に防いだ。
多額の電子マネー
ファミリーマートでは、5月20日、佐藤さんが携帯電話で話しながらATM付近をうろついていた80代男性に声をかけたところ、「ウェブマネー5万円分5枚を購入したい」と話した。
高齢者が多額の電子マネーを購入することはめったにないことから詳細を尋ねると「携帯電話の未納料金があると電話があり、支払い方法を教えるのでここのコンビニに来るよう言われた」と説明した。佐藤さんは詐欺を確信し、被害を防止した。
出典:タウンニュース(2020/6/11)
https://www.townnews.co.jp/0116/2020/06/11/529615.html