新型コロナウイルスの感染拡大を受けて政府が支給している特別定額給付金を悪用して80代の女性から300万円を盗んだ疑いで無職の男が逮捕されました。

2020年6月、大阪府内に住む80代の女性に金融機関の職員を名乗る男などから「特別給付金の振込ができないので、別の口座に振り込みます。キャッシュカードを交換しないといけない」などと電話がありました。

警察によると、女性は家に来た職員を名乗る男にキャッシュカード6枚を手渡しましたが、その後300万円が引き出されていたということです。 警察は金が引き出されたコンビニエンスストアの防犯カメラなどを捜査した結果、無職の小林海斗容疑者(21)を逮捕しました。

小林容疑者は2020年6月、何者かと共謀して80代の女性と娘のキャッシュカードあわせて6枚を使って300万円を盗んだ疑いがもたれています。 警察は他にも犯行に関与した人物がいるとみていて、小林容疑者の認否を差し控えています。 大阪府では特別定額給付金を悪用した詐欺被害が相次いでいて、警察は「カードを変える必要がある」「暗証番号を教えて」などのウソの電話に注意するよう呼び掛けています。

出典Yahooニュース(2020/7/14)
https://news.yahoo.co.jp/articles/f1630fc63b5aa1bad9829138217429715eced89c