高齢者に対するニセ電話詐欺を防ごうと、17日小城市で警察と薬局などが連携して、おくすりノートを活用した啓発活動をしました。
この取り組みは、薬局の利用者のおくすりノートに「電話でお金の話は詐欺」と書いたカードを入れるなどして、ニセ電話詐欺を未然に防ごうと、小城警察署と地元のタイヘイ薬局などが連携して行ったものです。
警察などによりますと、おくすりノートを活用した啓発活動は、県内では初めてということです。警察によりますと、県内では今年1月から7月末にかけて警察や保健所をかたり、家族構成を聞くなどのいわゆるアポ電が290件あり、前の年と比べ100件ほど増えているということで、警察官と薬局の職員が注意を呼び掛けていました。
小城警察署生活安全課 田上博貴課長:「おくすりノートについては、このように空いているスペースがありましたので、ここを活用して常日頃から目にしてもらうことによってニセ電話詐欺被害防止の啓発活動をすることにしました」 警察によりますと、県内では今年1月から7月末までに15件のニセ電話詐欺被害が確認されていて、被害額は合わせて約1960万円にのぼるということです。

出典:yahooニュース(2020/8/18)
https://news.yahoo.co.jp/articles/67c38002d52ee6089116f85648258938ffa66241