特殊詐欺被害を防ごうと21日、秋田市の警察署とコンビニエンスストアが、電子マネーの購入客への声の掛け方を学ぶ防犯訓練を行った。 訓練は、電子マネーのカードを購入させて番号を聞き取り、カードの利用権をだまし取る詐欺を想定。コンビニの店員が、電子マネーの購入者への声の掛け方を学んだ。
また、実際に声を掛けた事によって被害を防いだとして、秋田市のコンビニで働く大学生の北嶋智也さんに感謝状が贈られた。声を掛けたのは、80代の男性が電子マネーを購入する際、手順が書かれたメモを持っているのを不審に思ったことがきっかけだった。
北嶋さんは「電話とかで指示されてこういう手順でやってと言われたと思って声を掛けた。客には特殊詐欺が流行っているから気を付けないとという意識をしてもらえたらと思う」と話していた。
警察は、コンビニの店員が声を掛けやすい環境を作るためチラシなどを配布していて、今後もコンビニと連携して対策を進める事にしている。
出典:yahooニュース(2020/08/21)
https://news.yahoo.co.jp/articles/856a9610a146363b08f671cec2db1aff1987f8be