うそ電話詐欺被害を防止する宮崎県内初の取り組みです。 日南警察署は、地元の2つの高齢者クラブをうそ電話詐欺被害の防止策を率先して行うモデルクラブに指定しました。
15日は指定書の交付式が行われ、日南警察署の迎修二署長から、市内2つの高齢者クラブの代表に指定書が手渡されました。
モデルに指定された高齢者クラブの会員は、うそ電話詐欺被害の防止策として有効な、留守番電話の設定や自動通話録音機の設置などを率先して行います。 (殿所高齢者クラブ 井上勝訓会長) 「(会員には、)特殊詐欺から被害にあわないように、皆さんで一緒に気を付けましょうと、頑張りましょうと(話していきたい)。」 交付式のあと、さっそく警察署の署員が、指定を受けた会員の家を訪問。県警が半年間無料で貸し出している自動通話録音機を設置しました。 (大堂津上高齢者クラブ 河野文幸さん) 「詐欺がはやっているときに(自動通話録音機を)つけて貰って、ありがたい。安心。」 県警によりますと、今年8月末までの県内でのうそ電話詐欺の認知件数は7件で、被害総額は約622万円となっています。
出典:yahooニュース(2020/9/17)
https://news.yahoo.co.jp/articles/8f6096d0716b70ce634ad169a7827f5304454b2c