地域で奉仕活動を行う横浜戸塚ロータリークラブ(RC/吉原寛会長)が9月17日、振り込め詐欺などの電話による特殊詐欺防止のため、戸塚区に簡易型自動通話録音機を200個寄贈した。この装置は固定電話に取付けることで、受話器を上げると警告音声が流れ録音が開始されるため、特殊詐欺防止に有効であるとされる。
区内では特殊詐欺被害が後を絶たず、昨年は94件の被害があった。こうした背景から、詐欺撲滅に向け、区はこの録音機を高齢者が住む家庭に配布できるよう、同RCに協力を要請。寄贈により合計3200個の準備ができ、自治会・町内会との話合いの上、順次配っていく予定だ。
この日、同RCの定例会で目録を受け取った吉泉英紀区長は「戸塚の安全安心なまちづくりに協力いただき大変ありがたい」と話し、吉原会長は「クラブとして、引き続き可能な支援を続けていきたい」と語った。
出典:タウンニュース(2020/9/24)
https://www.townnews.co.jp/0108/2020/09/24/543497.html