特殊詐欺被害を2度にわたって食い止めたとして、長崎県警相浦署は15日、ローソン佐世保椎木店(椎木町)のアルバイト従業員、野下舞子さん(37)に署長感謝状を贈った。
昨年12月21日、70代男性が「パソコンがウイルスに感染し、電子マネーが必要になった」と来店。野下さんは詐欺を疑い通報し被害を防いだ。同署によると、パソコン画面に「ウイルスに感染した」と表示され、男性が指定番号に電話したところ「復旧には電子マネーが必要」などと指示されたという。野下さんは今年2月6日にも同じ手口による詐欺被害を防止した。
同署で三浦寛署長から感謝状を受け取った野下さんは「自分の身近にも詐欺の端緒があると実感した。お客さんの心情に配慮しながら、今後も声掛けをしていきたい」と述べた。
出典:長崎新聞(2021/2/17)
https://this.kiji.is/734576904609300480?c=39546741839462401