大阪・豊中市の高齢女性が、トラブルの解決費用などとして、1100万円余りをだまし取られた。きっかけは、携帯電話に届いたショートメールだった。
 警察によると、去年10月、豊中市に住む80代の女性の携帯電話に、「利用料金の確認が取れませんので、ご連絡ください」という「NTTファイナンス」を名乗るショートメールが届いた。

 女性に心当たりはなかったが、電話を掛けたところ、その後、次々に「あなたが登録したアプリの受信料が未払いです」「あなたのアプリが原因でウイルスが蔓延しました」「あなたのせいでハッキングの被害が多く出ています」「サイバー保険に入ることをお勧めします」などと電話が相次ぎ、女性は指示されるまま、あわせて1100万円余りをだまし取られたという。

 「NTTファイナンス」を名乗るショートメールをきっかけにした詐欺事件は、70代の女性が約2億2千万円をだまし取られるなど、去年、大阪府内では未遂を含め75件起きていて、警察が注意を呼び掛けている。

出典:yhaooニュース(2021/2/24)
https://news.yahoo.co.jp/articles/4962c3e93dc8c281d36c98a5d0d9f2050d2aef9c