県内で4月に入り、保険料の過払い金や還付金があるとして手続きを促す不審な電話が相次いで確認されていることから、警察は「特殊詐欺警戒警報」を発表し、被害に遭わないよう注意を呼びかけています。
警察によりますと4月22日、松江市介護保険課の職員を名乗り「還付金がある」とか「介護保険料の過払い金がある」として、受け取り手続きのためATM=現金自動預け払い機に行くように促す電話が、松江市内の高齢者の自宅にあわせて5件あったということです。
県内ではこのほかにも、警察が確認しているだけで同様の電話が4月に入って23日までにあわせて26件あり、中にはATMまで行ったものの、不審に思って手続きを思いとどまったというケースもあったということです。このため県警察本部は4月29日まで「特殊詐欺警戒警報」を発表し、特に集中して注意を呼びかけています。
島根県警察本部生活安全企画課は「保険料の過払いや還付金の受け取り手続きに関連して電話がかかってくることはないので、不審な電話があったらすぐに警察に通報してほしい」としています。
出典:Yahooニュース(2021/4/26 NHK NEWS WEB)
https://www3.nhk.or.jp/lnews/matsue/20210426/4030008375.html