県内では親族を語る振り込め詐欺が多発しています。このため、県と県警が27日、駅前で高齢者などに注意を呼びかけました。
27日は、県や県警の職員など10人がJR浦和駅を利用する高齢者などにチラシなどの啓発品を配り「おかしいと思ったら、すぐに警察に相談してください」などと注意を呼びかけました。
特殊詐欺の被害者には高齢の女性が多いことから、県は県警と協力して毎年5月の「母の日」の前後に注意を呼びかけるキャンペーンを実施しています。
県警によりますと、去年、県内で発生した特殊詐欺被害は1026件、被害金額は22億8千万円あまりで、いずれも前の年より減少しましたが、今年は去年を上回るペースで確認されているということです。
県の担当者は、街頭活動をすることで高齢者に注意喚起をするとともに、犯罪に手を染めてしまう若い人たちにも立ち止まってもらうきっかけになればと、期待を寄せています。
出典:Yahooニュース(2021/4/27 テレ玉)https://news.yahoo.co.jp/articles/2739acda8fd0eb8ce69faa1dde18b57ed777202f