架空のもうけ話を持ちかける「利殖商法」や特殊詐欺の被害を防いだとして、神奈川県警鶴見署は、三菱UFJ銀行鶴見支店(横浜市鶴見区)の女性、ローソン鶴見豊岡通店(鶴見区)店長ら計4人に感謝状を贈った。

 鶴見署によると、鶴見支店の女性は先月、高齢女性が高額の送金をしようとしたため、詐欺を疑って通報。高齢女性はインターネット上でつながった相手から、「月7万円のキャッシュバックを受けられる」と暗号資産(仮想通貨)に関連する投資話を持ちかけられ、115万円を要求されていたという。

 「店全体で日頃から、被害を防ごうという意識をもっている」と話した女性に、鈴木雅己署長が感謝を伝え、継続的な協力を依頼した。

 感謝状は新型コロナ感染防止のため、署員らが銀行や郵便局など4か所を回り、別々に贈呈した。

出典:Yahooニュース(2021/5/15 読売新聞オンライン)https://news.yahoo.co.jp/articles/61de1645db40fcfaaae970c31891b8d24af131f9