秋田県横手市は18日、新型コロナウイルスのワクチン接種に便乗して個人情報を聞き出そうとする不審電話が市内の高齢女性宅にあったことを明らかにした。女性に被害はなかった。市は特殊詐欺につながる恐れがあるとして注意を呼び掛けている。
市によると15日午前、保健師を名乗る女が女性宅に電話し「接種の予約は済んだか」などと聞いたほか、ワクチン接種の予診票に記す生年月日を教えるよう求めた。電話を切った女性から相談を受けた民生委員が市に報告した。
市によると、市職員がワクチン接種の予約について市民に確認の電話をかけることはない。不審な電話やメールがあった場合は警察や家族に連絡するよう求めている。
出典:秋田魁新報(2021/5/18)
https://www.sakigake.jp/news/article/20210518AK0031/