還付金詐欺の被害を防いだとして、山梨県警日下部署は19日、山梨市役所の職員と山梨中央銀行牧丘支店の行員の4人に署長感謝状を贈った。
感謝状が贈られたのは、同市職員の62歳男性とその上司の職員、同支店の54歳の男性行員、42歳の女性行員の4人。
同署によると、62歳の男性市職員が4月22日、同市役所牧丘支所にある現金自動預け払い機(ATM)で携帯電話を使用しながら操作する女性に気づき、「電話詐欺ではないですか」と声をかけるとともに上司や同支店の男性行員らに相談。女性は甲州市職員を名乗る男から「還付金がある」と言われ、3万円を送金するよう指示されていたが、4人で詐欺と判断し、同署に通報した。
この日の贈呈式では、藤井清署長が「積極的な声かけで一人の女性を犯罪から守れた」と感謝の言葉を述べると、62歳の男性市職員は「これからもATM利用者に注意を払い、詐欺を防ぎたい」と話していた。
出典:Yahooニュース(2021/5/22 読売新聞オンライン)https://news.yahoo.co.jp/articles/e1761882158bd4d2f6271f91371b74ef64ec0934