新型コロナに便乗した詐欺の被害が全国で相次ぐ中、本格化しているワクチン接種にからんだ不審電話などが増える可能性があるとして、県の消費生活センターが注意を呼びかけています。

 県消費生活支援センターによりますと、「お金を払えば、早くワクチンが打てる」とか、「予約を代行する」などといって金銭を要求する不審な電話が全国で相次いでいます。

 石川県内では、まだ目立った状況にはないものの5月、「ワクチン接種に必要だ」とかたり、保険証の番号など個人情報を聞く電話についての相談が自治体の窓口に寄せられたということです。

 県消費生活支援センターはワクチン接種は無料で受けることができ、個人情報や口座の情報などを電話やメールでたずねることも決してないとして、注意を呼びかけています。

 こうした不審な電話やメールについては「新型コロナワクチン詐欺消費者ホットライン」で相談を受け付けています。電話番号は0120−797−188です。

出典:NHK NEWS WEB (2021/6/7)https://www3.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/20210607/3020008348.html