客として訪れた70代の男性に声をかけ、特殊詐欺被害を未然に防いだ大阪市内のコンビニエンスストアに、警察から感謝状が贈られました。

 警察によると今年4月、70代の男性が自宅でパソコン操作中、画面に「ウイルスに感染しました。こちらの番号に電話してください」と表示されました。

 男性は表示通りに電話をして、相手の男の指示に沿って近くのコンビニエンスストアに向かい、3万円分の電子マネーを購入しようとしたところ、詐欺と気づいた店員が男性に声をかけ、被害が未然に防げたということです。

 被害を防いだのはデイリーヤマザキ住之江公園前店で、7月1日、大阪府住之江警察署が感謝状を送りました。

 店では普段から特殊詐欺被害を防ぐ訓練をしていて、今回の被害防止につながったということです。

 大阪府内では架空料金を請求したり電子マネーをだまし取る詐欺が多発していて、警察は「身に覚えのない請求が届いたら、身近な人や警察に相談してほしい」と注意を呼びかけています。

出典:Yahooニュース(2021/7/1 関西テレビ)
https://news.yahoo.co.jp/articles/ed50ab70e0382098a29c2d3bbb220720147e4aee