県内で発生した特殊詐欺の認知件数と被害総額が、ともに去年の同じ時期と比べて、およそ4割減っていることがわかりました。

 県警によりますとことしに入ってから5月末までに県内で発生した特殊詐欺は認知件数が470件、被害総額がおよそ7億9700万円で、去年の同じ時期と比べいずれもおよそ4割減っています。 手口では、オレオレ詐欺やキャッシュカードなどをだましとる預貯金詐欺は減っているものの、還付金があるとかたる詐欺が件数、金額ともに2倍以上になっています。

 還付金の名目としては、医療費を装ったものがおよそ66パーセントで最も多く、ついで保険料が29パーセントほどを占めているということです。

 県警では「ATMで医療費を還付するという電話は詐欺であると、引き続き幅広い世代に呼びかけていきたい」としています。

出典:Yahooニュース(2021/7/15 tvkニュース(テレビ神奈川))https://news.yahoo.co.jp/articles/f06881efe84a677ce3255d24aeb47c869314a567