特殊詐欺の被害を未然に防いだとして、埼玉県警久喜署は2日、埼玉りそな銀行白岡支店の女性行員2人に感謝状を贈った。

 8月4日昼、接客カウンターにいた女性行員は、女性(90歳代)から「リフォーム代として現金100万円を持ち帰りたい」と声をかけられた。違和感を覚えながら話を聞くと、「見積書は持っていないが、とにかくお金が必要なの」とつじつまが合わず、詐欺を疑った2人は相談し、同署に通報した。

 同署によると、女性は弟を名乗る男から電話で「100万円を用意して。銀行ではリフォーム代と言っておけば大丈夫」と言われていたという。2人は署員と一緒に女性を説得し、被害を防いだ。

 感謝状を受け取った2人は「また気を引きしめて詐欺を食い止めたい」、「お客様への声かけの大切さを実感した」とそれぞれ語った。

出典:Yahooニュース(2021/9/5 読売新聞オンライン)https://news.yahoo.co.jp/articles/478462aa1a9d977dd490221844c191616fe2fb2b