8月に県内で確認された還付金詐欺の不審電話は18件で、2021年に入って最も多かったことが分かった。このうち3件で、実際に現金をだまし取られる被害があり、警察が注意を呼び掛けている。
県警によると、8月、県内で保険料の返金を語る還付金詐欺の不審電話が18件確認され、3月の17件を超えて、2021年で最も多くなった。
いずれも市役所職員を語る人物から、自宅の固定電話に「介護保険料の払い戻しがある」などと電話があり、ATMに誘導して指定の口座に現金を振り込ませるもの。
18件のうち、勝山市、小浜市、越前市のいずれも60代後半の女性3人が被害に遭い、被害額は合わせて約312万円に上っている。
県警は、9月中に県内の65~69歳の女性約2万7千人を対象に、電話をかけて注意を促すことにしている。
出典:Yahooニュース(2021/9/8 福井テレビ)https://news.yahoo.co.jp/articles/511380979ee134ef2f9f3aa7d0732c6c9c8ff8f8